空き家管理
空き家は北見市も力を入れて取り組む社会問題です
『空き家問題』という言葉をよく耳にするようになって久しいのではないでしょうか。平成30年の調査によると日本の全ての住宅における空き家の比率は13.6%、お家の10軒に一軒以上が人の住んでいないお家ということになります。
北見市が公表している「北見市空家等対策計画(平成29年4月)」によると、北見市内でも全ての住宅の数61,220戸のうち、8,310戸(13.5%)が空き家となっているそうです。この中には空室となっている賃貸住宅やすでに売出し中である空き家も含まれていますが、それらを除いた空き家の総数でも3,660戸とのこと。このなかには管理している人がいなかったり、利用予定が決まっていなかったりする空き家が相当数含まれていると考えられ、北見市でも無料相談会を開くなどして情報提供や相談体制を整備するなど、空き家対策に力を入れています。(北見市「空家対策」のHP → https://www.city.kitami.lg.jp/detail.php?content=8198)
では、『空き家問題』とは何が『問題』なのでしょうか?
北見市が公表している「北見市空家等対策計画(平成29年4月)」によると、北見市内でも全ての住宅の数61,220戸のうち、8,310戸(13.5%)が空き家となっているそうです。この中には空室となっている賃貸住宅やすでに売出し中である空き家も含まれていますが、それらを除いた空き家の総数でも3,660戸とのこと。このなかには管理している人がいなかったり、利用予定が決まっていなかったりする空き家が相当数含まれていると考えられ、北見市でも無料相談会を開くなどして情報提供や相談体制を整備するなど、空き家対策に力を入れています。(北見市「空家対策」のHP → https://www.city.kitami.lg.jp/detail.php?content=8198)
では、『空き家問題』とは何が『問題』なのでしょうか?
『空き家』の何が『問題』なのでしょうか?
空き家を適切に管理しないと、様々なリスクが生じると言われています。そのリスクについて具体的に見ていきましょう。
手入れをしない家は劣化が進みます
人が住まなくなり、手入れをされなくなった家は傷みが早くなると言われています。窓ガラスが割れる、玄関ドアが損傷する、外壁が破損する、屋根材が劣化する、雨漏りで天井や床が腐食する、湿気で土台が腐食する、などがその例です。特に北見市のように冬場の寒さが厳しく雪の多い地方では、凍結による上下水道の損傷や、落雪による窓や壁の損傷が頻発します。
劣化した建物は地域の防災面でのリスクを高めます
建物が劣化すると資産価値がなくなるだけでなく、周囲にも大きな影響を与えます。強風によって屋根や外壁が落下したり飛散する、放火等によって火災が起きる、不審者が侵入したり不法滞在する、ゴミが放棄されたり放置される、などがその例です。特に雪国では積雪等によって倒壊事故の危険も大きくなります。
防災リスクの高まりは地域力を低下させます
地域に劣化した放置空き家が増え、防災面でのリスクが高まるような状況は地域の魅力を低下させます。例えば、景観の悪化により地域のイメージが低下したり、地域の防災性や防犯性が低下することによって安全・安心な街ではなくなってしまいます。こうした状況は、その地域に更なる空き家の増加をもたらすと言われています。
手入れをしない家は劣化が進みます
人が住まなくなり、手入れをされなくなった家は傷みが早くなると言われています。窓ガラスが割れる、玄関ドアが損傷する、外壁が破損する、屋根材が劣化する、雨漏りで天井や床が腐食する、湿気で土台が腐食する、などがその例です。特に北見市のように冬場の寒さが厳しく雪の多い地方では、凍結による上下水道の損傷や、落雪による窓や壁の損傷が頻発します。
劣化した建物は地域の防災面でのリスクを高めます
建物が劣化すると資産価値がなくなるだけでなく、周囲にも大きな影響を与えます。強風によって屋根や外壁が落下したり飛散する、放火等によって火災が起きる、不審者が侵入したり不法滞在する、ゴミが放棄されたり放置される、などがその例です。特に雪国では積雪等によって倒壊事故の危険も大きくなります。
防災リスクの高まりは地域力を低下させます
地域に劣化した放置空き家が増え、防災面でのリスクが高まるような状況は地域の魅力を低下させます。例えば、景観の悪化により地域のイメージが低下したり、地域の防災性や防犯性が低下することによって安全・安心な街ではなくなってしまいます。こうした状況は、その地域に更なる空き家の増加をもたらすと言われています。
固定資産税が最大6倍に?莫大な損害賠償のリスクも
管理状態の悪い空き家は『特定空家等』の指定対象に
空き家問題の深刻化を背景に、平成27年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。この法律にもとづいて『特定空家等』とされた管理状態の悪い空き家は、市町村が撤去や修繕などを勧告・命令できるようになりました。この命令に従わない場合50万円以下の罰金が科せられます。場合によっては行政代執行による撤去も可能になりましたが、その費用は所有者の負担になります。また、こうした『特定空家等』については土地に対する固定資産税の軽減措置が適応されなくなり、毎年の固定資産税がそれまでの最大6倍になる可能性があります。
空き家の放置が莫大な損害賠償の支払いにつながることも
管理されていない空き家が劣化が進み、防災リスクを高めます。こうして放置された空き家が倒壊して人が亡くなるようなことが起きた場合、その責任は誰が負うのでしょうか?その責任を負うのはその建物の所有者であり、実際に莫大な損害賠償の支払いにつながった例もあります。外壁材や屋根材が落下して人にあたる、火災が起きて隣家に延焼する、倒壊によって隣家が倒壊するなど、想定されるリスクは多岐に亘り、その場合の賠償額は数千万円~数億円にも上るとされています。
空き家問題の深刻化を背景に、平成27年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。この法律にもとづいて『特定空家等』とされた管理状態の悪い空き家は、市町村が撤去や修繕などを勧告・命令できるようになりました。この命令に従わない場合50万円以下の罰金が科せられます。場合によっては行政代執行による撤去も可能になりましたが、その費用は所有者の負担になります。また、こうした『特定空家等』については土地に対する固定資産税の軽減措置が適応されなくなり、毎年の固定資産税がそれまでの最大6倍になる可能性があります。
空き家の放置が莫大な損害賠償の支払いにつながることも
管理されていない空き家が劣化が進み、防災リスクを高めます。こうして放置された空き家が倒壊して人が亡くなるようなことが起きた場合、その責任は誰が負うのでしょうか?その責任を負うのはその建物の所有者であり、実際に莫大な損害賠償の支払いにつながった例もあります。外壁材や屋根材が落下して人にあたる、火災が起きて隣家に延焼する、倒壊によって隣家が倒壊するなど、想定されるリスクは多岐に亘り、その場合の賠償額は数千万円~数億円にも上るとされています。
空き家の所有者になったらどうするか?
所有者自身が活用する
古い空き家でもリフォーム・リノベーションによって快適な住まいに生まれ変わる可能性は十分にあります。「古くて済めないような実家を相続したのだけれども…」というご相談もよくお受けしますが、お家を見せていただくとまだまだ使えるお家である場合が多いのです。リフォームには補助金が受けられたり、所得税や固定資産税の軽減が受けられたりする場合もあります。
賃貸する
自身で使う予定のない空き家は他人に貸し出すことも選択肢の一つです。所有者がリフォームして住宅としての魅力を高めて貸し出せば高い賃料収入が望めますし、リフォーム工事代金をかけずにリフォームは借りた人にお任せするという方法もあります。また、立地によっては古民家カフェなどのように店舗として使いたい人もいます。将来的には自分で使いたいという方は「定期借家契約」という方法もあります。
売却する
古いお家をリフォーム・リノベーションして住む、という選択は昨今ますます一般的になっています。国も既存住宅の流通を後押しする政策を打ち出していたり、新築住宅の建築費が高騰を続けていることもこの流れを後押ししています。「古い家だから誰も住まない」と思っている方は多いのですが、本当に住めないような空き家は実は少ないと私どもは考えています。
管理する、管理を依頼する
すぐに貸し出したり、売却したりすることができない事情をお持ちの方、将来の活用方法についてすぐには決められない方などは、建物の劣化が進んだり、周囲に迷惑をかけることがないよう適切に管理を行うことが大切です。屋根や外壁の点検、換気、郵便受けの整理、落ち葉やごみの清掃など、月に一度程度は点検を行う必要があります。ただし、遠方にお住いの場合やご自身で管理を行う時間が取れない場合などは、空き家管理を事業者に依頼することも可能です。
古い空き家でもリフォーム・リノベーションによって快適な住まいに生まれ変わる可能性は十分にあります。「古くて済めないような実家を相続したのだけれども…」というご相談もよくお受けしますが、お家を見せていただくとまだまだ使えるお家である場合が多いのです。リフォームには補助金が受けられたり、所得税や固定資産税の軽減が受けられたりする場合もあります。
賃貸する
自身で使う予定のない空き家は他人に貸し出すことも選択肢の一つです。所有者がリフォームして住宅としての魅力を高めて貸し出せば高い賃料収入が望めますし、リフォーム工事代金をかけずにリフォームは借りた人にお任せするという方法もあります。また、立地によっては古民家カフェなどのように店舗として使いたい人もいます。将来的には自分で使いたいという方は「定期借家契約」という方法もあります。
売却する
古いお家をリフォーム・リノベーションして住む、という選択は昨今ますます一般的になっています。国も既存住宅の流通を後押しする政策を打ち出していたり、新築住宅の建築費が高騰を続けていることもこの流れを後押ししています。「古い家だから誰も住まない」と思っている方は多いのですが、本当に住めないような空き家は実は少ないと私どもは考えています。
管理する、管理を依頼する
すぐに貸し出したり、売却したりすることができない事情をお持ちの方、将来の活用方法についてすぐには決められない方などは、建物の劣化が進んだり、周囲に迷惑をかけることがないよう適切に管理を行うことが大切です。屋根や外壁の点検、換気、郵便受けの整理、落ち葉やごみの清掃など、月に一度程度は点検を行う必要があります。ただし、遠方にお住いの場合やご自身で管理を行う時間が取れない場合などは、空き家管理を事業者に依頼することも可能です。
青空不動産の空き家管理について
当社では地元北見市に密着の不動産会社として、様々な空き家の相談を承ってまいりました。ご自身やご家族がお住まいになることをご希望される場合にはリフォームやリノベーションのご提案を、売却をご希望される場合は当社での買取りや仲介での売買をご提案しています。また、貸し出して賃貸収入を得ることをご希望の場合は、修繕やリフォームにかかる費用と想定される賃料収入のバランスをご提案させていただいています。
加えて青空不動産販売では、すぐに使ったり手放したりできない所有者様に対して、「空家管理サービス」をご提供しています。空家管理サービスのプランは二つ、主に屋外の巡回点検を行う「おてがる管理プラン」と、空き家のカギをお預かりして屋内の点検や換気などを行う「しっかり管理プラン」をご用意。いずれも月1回の定期巡回点検と報告を行うほか、台風や地震などが起きた場合の臨時巡回・報告を行います。また、家屋の修繕や庭木の剪定などが必要になった場合には適切な専門業者を選定し、見積りから施工までサポートいたします。
お客さま一人ひとりのご事情やお家の状態などに合わせてサービスの内容についてご相談させていただきますので、ご自身やご家族が空き家を所有されている、あるいは今後空き家を所有することになる方はお気軽にご相談ください。
加えて青空不動産販売では、すぐに使ったり手放したりできない所有者様に対して、「空家管理サービス」をご提供しています。空家管理サービスのプランは二つ、主に屋外の巡回点検を行う「おてがる管理プラン」と、空き家のカギをお預かりして屋内の点検や換気などを行う「しっかり管理プラン」をご用意。いずれも月1回の定期巡回点検と報告を行うほか、台風や地震などが起きた場合の臨時巡回・報告を行います。また、家屋の修繕や庭木の剪定などが必要になった場合には適切な専門業者を選定し、見積りから施工までサポートいたします。
お客さま一人ひとりのご事情やお家の状態などに合わせてサービスの内容についてご相談させていただきますので、ご自身やご家族が空き家を所有されている、あるいは今後空き家を所有することになる方はお気軽にご相談ください。